過去から未来へ
弊社では、建設業務で得た経験や知識を元に、3Dを利用して社会に向けどのような事ができるかを考えております。その一環として、「3次元無料計測サービス」を地域貢献として重要文化財を含む古い建造物等へのスキャニングを行ないます。
3次元無料計測サービス
地元でもある千葉県の長生郡に、約1000年の歴史がり「国指定重要文化財」にも指定された「笠森観音」というお寺があります。とても複雑な構造で山の上に立ち続けるこのお寺は、地域の人からも愛され今もなおたくさんの人が訪れるような場所です。
笠森観音は、延暦3年(784)伝教大師最澄上人が楠の霊木で十一面観世音菩薩を刻み山上に安置し、開基されたと伝えられています。観音堂は長元元年(1028)後一条天皇の勅願により建立され、その建築様式は日本唯一の「四方懸造」として明治41年(1908)「国宝」に、その後昭和25年(1950)「文化財保護法」の制定により「国指定重要文化財」となっています。
弊社は、笠森観音を3Dスキャナーにて計測を行いました。取組みの一環として実績をご覧ください。